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コインメックの取付け

扉に直接取付ける

コインメック(C/M)は、自動販売機に使われることを目的に設計されています(ビルバリも同様)。扉に直接取付ける方法が一般的です。扉の表側から硬貨を入れ、扉の裏側では集金やつり銭合わせ等を行います。
しかし、自動販売機以外のKIOSK等の筐体設計では、扉の裏側にコインメックを付ける事が出来ない場合が多く、押しボタンを使った方法やワイヤーを使った方法等、設計者泣かせとも言える部分でした。一般社団法人日本自動販売機工業会の調査によると何百万台と言われている自動販売機の殆どが扉の裏側にコインメックを付ける設計です。が、最近ではパーキングや自動精算機、自動精算機、チャージ機等にもコインメックが使われており、コインメックの取付け方法も変わってきました。

解決すべき課題の一つだと言えるのが「返却レバー」です。従来迄の方法で、コインメックの位置や向きを変える事は、返却方法の問題があることから設計の自由度はなく、約30年間「設計の自由度の向上」はありませんでした。
その問題を解決すべく登場したのが、自動返却機構(ACR-E8310・ACR-S4300)です。オクトではコインメックを用いた自動販売機や自動精算機、自動券売機、KIOSK、パーキング、医療用会計機、ベンダー、コインロッカー、コピー複合機などには、つり銭・返却レバー(Inlet return lever)がありますが、自動返却ユニットにより、これまでの複雑な返却機構を必要とせず、スイッチ一つで制御が可能となりました。

  • 硬貨の投入口から返却口のスペースは、コインメックの高さの約1.7倍が必要です。
  • 硬貨を正しく認識するため、コインメックはかならず垂直に設置し、筐体や本体が傾かないようにします。

固定方法

コインメックは、アクセプタ裏側の3か所で固定されています。ねじで固定する場合は、下図のようにコインメックからアクセプタを外し、ネジ止めをします。

固定方法
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オクトは日本コンラックス・富士電機製機器の販売代理店です。

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