課金筐体 開発 Q&A

コインセレクターとは

コインセレクターとは、投入された硬貨を選別する機械です。判別方法は、機械式と電子式の2種類あります。

機械式コインセレクター(硬貨のサイズ等による判別)

機械式セレクターはコインの径や厚さ、重みなどで判別を行う、古くからある方式のセレクターです。

振子を用いて硬貨の大きさや重さを量り、投入口から入った硬貨が振子で選別され、ロックアウトコイル(受入禁止/許可)を通過し、マイクロスイッチが硬貨の通過を電気信号にします。

この構造からもわかりますが、一定の速度以上で連続投入をした場合に誤差が生じることがあります(マイクロスイッチを通過した時点で、次の硬貨がロックアウトコイルを通過している場合)。 またマイクロスイッチのチャタリング現象により、正しくカウントされない場合もあります。

電子式コインセレクター(磁界による判別)

電子回路とコイルにより磁界を発生させ、そこへコインを通過させ磁界の変化を起こします。コインの大きさや材質、その他情報を取得し、判別を行います。

一概に磁界の変化と言っても、コインには複数金種(国内、国外、偽貨)が存在しますので、ターゲットとなる金種の特徴を割り出し、かつそれ以外のコインを正確に排除する事が必要となります。これを実現するためのノウハウを盛り込み、製品化されました。

コイルの周波数などにより、機械式セレクター以上の判定条件や判定基準を設ける事が可能となり、より精度が高い判別が可能となっています。

電子式セレクターの処理速度について

1金種対応の製品は、高速処理が可能です。コインの正偽を判別するだけですので、最大5枚/秒程度の能力を有しています。

複数枚対応の製品の場合は、判別したコインをセレクター内で振り分ける必要があり、アクチュエーターの動作速度で能力が決まります。2枚/秒程度の処理速度が一般的です。

悪戯による被害対策

開発当初の電子式セレクターでは外的サージ等に弱く、悪戯による不正などの標的となる事が多く見られましたが、現在では改良が加えられ、悪戯による被害も少なくなっています。

コインセレクターと返金機能

コインセレクターには、エスクロ機能(一時保留)のある機種もあります。キャンセルされた場合、投入された現物を返却するという思想から、判別したコインを一時的に機内で保留させる機構を持たせています。

エスクロ機能を有さないセレクターの場合は、返金機能がありません。機械の管理者から投入した金額を返してもらう必要がありますが、あくまで自己申告のためトラブルの原因となりますので注意が必要です。




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